藍:事実を事実として伝えるのはたいへんなことですよね。鑑定師の場合は、情報をオブラートに包んで話すこともできますけど、アナウンサーではそういった伝え方は難しいかもしれませんね。
渡辺:おっしゃる通り、鑑定師の方の表現とニュースの表現は同じ日本語なんですけれど、違いがありますよね。辞書や速報に間違いがあってはいけないのと同じく、ニュースや情報番組の言葉にはまず正確さが求められますが、鑑定師の方とお話しする時は、正確さも必要ではありながら、優しさや包容力、許しのような余韻も求められるかと思います。メディアが発する言葉以上に電話の向こうの鑑定師の方の言葉は心から頼られ、求められている場合も多いのではと思います。
藍:情報を伝えていらっしゃるときの真理さんの声は、「きちんと伝えよう」という男性的な力強さを感じますが、こうしてお話ししていると女性的な優しさを感じますね。
1967年6月27日生まれ。アナウンサー。
1990年にTBSにアナウンサーとして入社。1998年にフリーに。
テレビ朝日「ニュースステーション」に番組終了まで出演。
現在は「BS歴史観」「恋するドライブ」
「Wの力 ウーマノミクス」をはじめ、
テレビやラジオ、雑誌など多方面で活躍中。
毎月800~1000人の鑑定をこなすテレビでも
人気のフューチャー占い師。
デビュー後すぐ、その強力なスピリチュアルと
類まれなる霊感から注目を集め、
多くの著名人の鑑定も手がける。
連日多くのお客様が列をなす、
Cieloの代名詞とも呼べる、人気占い師。
前編はここまでとなります。渡辺真理さんのアナウンサーになったきっかけから、
相手に情報を「伝える」一人のプロフェッショナルとしての考え方などお話ししていただきました。
次回は…オフの日から過ごし方から恋愛話まで…!もっと、渡辺さんの深い話に乞うご期待!!!