ジュ：素晴らしいですね。困難なオファーを受けても何かをフッと突き抜ける感じ、責任感やプロ意識が根っからのリーダータイプなんですよ。背中でみんなを引っ張ってくタイプ。
名高：こたしかに、突然フッと来る感覚というのはありますね。こんなあんまり言いたくないんですけど、女房と初めて会ったときも頭あら電気が走った感じがありました。「この人だ」って思ったんです。
ジュ：それ女性でもありますよ。私は"ゾワゾワモード"って呼んでますけど、体がゾワゾワってするんです。
名高：女性でもありますか。まあ、僕はそれから自分にできる最大限の努力をしましたね。相手の気持ちを考えながら、ときには押したり、ときには距離を置いて我慢したり。そうするとね、相手から「食事に行きませんか」って電話がかかってきたんですよ。
ジュ：念ずれば通ず、引き寄せる力って人間にはありますから。
名高：思えば、偶然っていうよりも必然のような気がします。この仕事を始めるきっかけとなったスカウトもそうでした。
ジュ：大学時代にスカウトされたんですよね？

PROFILE

禅変はここまでとなります。お二人のこれまでのエピソード、とても興味深かったですね。
次回はいよいよ後編。もっと名高さんの素顔にジュリエットが迫ります！