名高達男とCieloジュリエットの対談(前編-3)


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名高:本当ですか?いやあ奇遇ですね、僕も天風さん大好きなんですよ。調教されていないライオンの檻に平気で入れたりするのって、日本人じゃ天風さんくらいですよ。
ジュ:そうですよね。実は私もギリギリ生きるか死ぬかっていう体験が何度かあるんです。スキューバダイビングしているときにサメに襲われたり、スキーに車で行ったときブレーキが利かなくなったり……。そんな「もうダメだ」って思ったとき、人間て無意識に行動できたりするんですよね。それって、名高さんの言うような第六感とか感性という部分だと思います。私にしてみると"放念"という意識を手放す感覚かなと。だから、私は鑑定の前後にラージャヨガをするようにしています。
名高:なるほど。ちなみに僕もスキューバダイビングとスキーが大好きですよ。
ジュ:ええっ、本当ですか?。
名高:こんな同じようなことに興味を持って経験している人と会えるなんて、ちょっと信じられないですね。
ジュ:ひょっとしたら、前世で関係があったのかもしれませんね(笑)。

すべては偶然ではなく
必然である常に心を
オープンにすることが大切

ジュ:話は変わって、私は名高さんの『アリナミンA』のCMが大好きだったんですよ。私も秘境とか大好きなもので。
名高:あれは、行きたくて行ったわけではないんですけどね(笑)。普通の人が行きたくても行けないところばかり連れ行かれました。
ジュ:でもよく病気になりませんでしたね。
名高:それがですねえ、メキシコに行ったときなんですけど、撮影の前日に牡蠣パーティがあったんですよ。テーブルに牡蠣がたくさん並べられて。
ジュ:いやあ、デンジャラスな匂いがしますよ。
名高:その通りで、日本から行った20数名のスタッフのほとんどが当たっちゃったんですよ。でも、僕とカメラマンだけが当たらなかったんですよね。それで、僕たちふたりとあとは現地スタッフでなんとか撮影したことがありました。
ジュ:名高さんは根っこが本当に明るい人なんですよ。そんな人は免疫力が強いんです。
名高:そんなものですかねえ。でもあのCMでは、他にも70キロの石を持ち上げたりとかいろいろやりましたね。他の日本人は誰も持ち上がらないのに…、それでも自分がやらなきゃどうするって思って頑張りましたよ。

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