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永井秀樹とCielo藍の対談

悩みやつらいことは、サッカーへの
  強い思いで乗り越えて来た。(永井秀樹)

藍:

本日はよろしくお願いします。

永井:

よろしくお願いします。今日は先生と有意義な話が出来ると言う事で楽しみにしてきました。

藍:

私も永井さんとお話出来るのを楽しみにしていました(笑)永井さんは過去、有名なクラブチームに在籍されていて、現在もFC琉球に所属されるプロサッカー選手ですから。

永井:

藍先生こそ有名な占い師だと伺ってますよ。そういう方とお話出来るのは貴重だと思います。

藍:

ありがとうございます。永井さんはよく占いをされるのですか?

永井:

そうですね。目に見えない世界っていうのもけっこう信じてるんで。藍先生のような方にご指導いただく事はありますね。こう、勝負事に関わる仕事はげんを担ぐ人が多いんですよね。例えば僕らサッカーの世界の人間で言うと、数万人の観客がいるピッチに立った時です。これは肉体のトレーニングだけでは克服するのは難しくて、心身のバランスを保つ事が大切なんです。そういう時に占いをして、そこで頂いたアドバイスで流れを掴む事が出来るんですよね。

藍:

永井さんは、そんな時や辛い時は、どうやって乗り越えられるんですか?

永井:

僕の場合は、サッカーへの思いですね。シーズンスタートしてすぐは、よく走るようにしてます。1日20キロ以上は確実に。先日42歳になったんですけど、42歳だからといってグランド上で楽はしたくない。年齢的にも辛いといえば辛いんですけど、それを上回るサッカーへの思いが強いんです。子どもの時にサッカーを始めて、大人に反対されながらも、絶対にサッカーでやっていくっていう思いだけでやってきたので。

藍:

お互い好きなことを仕事にしているとはいえ、悩みは絶えませんね。
仕事とプライベートのON/OFFはどう切り替えられてるんですか?

永井:

そうですね。僕の場合はサッカーからは少し離れて、知らない土地に一人で旅行に行ったりしますね。都会も好きではあるんですけど、それとは対照的な田舎で、1人考えをめぐらせたりはしますね。藍先生はどうですか?

一人一人に合わせた
   処方箋が必要なんです。(Cielo藍)

藍:

お仕事からあまり離れてないかもしれないんですけど。パワースポット巡りとか。パワーをもらえる所に行って、身を正すというか。そういう所を巡る事が好きですね。これも、実はOFFになってるんですよ。

永井:

なるほど。そういう事もあるんですね。

藍:

はい、そうなんです。ところで、永井さんは42歳になられた今でも、現役でピッチに立たれていますが。今後の目標や、目指すところはありますか?

永井:

そうですね?。こういう事言うと、確実に笑われちゃいますけど…笑。いくつになっても、日本代表として世界で活躍したいっていうのは目標ですね。現実的かどうかというのは別問題にして、自分の中の思いは変わらないです。今の琉球FCというチームを、バルセロナみたいなサッカーができるチームにしたいという思いは今も変わらないですね。

藍:

失礼なお話かもしれませんが、今後、指導者としての道などは考えられたりはしますか?

永井:

考えてない事はないんですけどね。自分がはたして指導者に向いてるのかどうかっていうのもありますし。もちろん興味はあります。いろんな選択肢を考えながら、とりあえず今は現役で、行ける所まで行きたいなっていうのはありますね。

自分の中で目標をクリアしないと、次のステージに
進んではいけないんじゃないかという思いがあるのでは。

すごくしっかりした、一本強い芯が感じられる。(Cielo藍)

藍:

そのためのトレーニングはやっぱり辛いけど、乗り越えていくんですね。

永井:

そうですね。ここはもう、乗り越えていかないとね。

藍:

やっぱりサッカーへの強い思いがあるからこそ乗り越えられるんですね私から見てみますと、やっぱり、将来的には指導者にはなられた方がいいと思います。もちろん、現役をぎりぎりの所までというか。やれる所まで進んでいかれる事が絶対です。永井さんって、目標を常に高く持っていらっしゃる方なので、自分の中でその目標をクリアしないと、次のステージに進んではいけない方なんですよね。そうじゃないと、次の事はやりたくないという思いを持ってしまう。

永井:

あ?、なるほど。確かにそうかもしれないですね。

藍:

永井さんからはすごくしっかりとした、一本の強い芯が感じられるので、自分が決めたことは、なかなか曲げられないんじゃないんでしょうか。永井さんから、そんな強い意志の強さを感じますね。 納得しない限りは動かないっていう感じでしょうか。

永井:

うんうん。そうですね。

藍:

納得しない限りは動かないっていう感じでしょうか。

永井:

まあ、体よく言うとそうなるんですけど…。一歩間違えると、わがままっていうことにもなっちゃいますね(笑)。気をつけないといけないと思う時もあるんですけど。やっぱりなかなかね。曲げられない所は曲げられないっていうこともありますよね。嫌いなものは嫌いだし(笑)。 でも、よくないですよね、そういうのは。

藍:

でもね。人ってなかなか変われないですからね。ほんとにそうだと思うんです。だから、指導者になられる時は、自分が本当に認めた人じゃないと、入り込めないっていうそういう環境を作られるんじゃないでしょうか。

永井:

なるほど。人としてもうちょっと成長したいなっていう部分もあるんですよ。

常に一流を目指して進んで
 いかなければならない(永井秀樹)

永井:

指導者って、好き嫌いでやっちゃいけないじゃないですか。例えば、人間的に苦手な人がいても、好き嫌いを乗り越えて、その人の良い所を探して受け入れなきゃいけない。そういう器が、今はないんですよね。(笑)

藍:

そんな事はないと思いますよ。でもやっぱり、指導者にはそういった素養が重要になってくるんでしょうね。

永井:

好き嫌いがはっきりしてる方ですからね。今はまだ、いい監督にはなれないなっていうのが、自分の中にはあるんですよ。自分の器が、大きくなれば指導者も、と思っています。

藍:

その素質は、じゅうぶん備えられていると思いますよ。ぜひ指導者としても 活躍していただきたいです。指導者として、目標にされている方はいらっしゃいますか?

永井:

ありがとうございます。目標にしている方は・・・そうですね。高校時代の小峰監督と、プロになってからのラモスさんという2人の指導者に関しては、目指す部分が多いですね。2人に共通している部分なんですけど。普通は目標を達成すると、褒めてくれる指導者が多いんですけど。2人は、勝ったり優勝した時にこそ厳しいというか。勝ったら・優勝したらそれはそれで終わり。次のスタンスへっていう厳しさを持ってる。私は幸せなことに、小学校以外ではすべて日本一を経験させていただきましたが、優勝して怒られたっていう事では、小峰さんとラモスさんは印象的ですし、指導者の手本として強く心に残っています。

藍:

指導者として目指す目標があって、意志も強い永井さんですから。今は現役選手を納得いくまで全うしていただいて、ぜひ優れた指導者になっていただ けたらと思います。私は個人的に、その未来は十分あり得ると感じていますよ。

永井:

ありがとうございます。先生とお話をしていてこれからの自信にも繋がりました。好きなサッカーをやらせてくれる家族・チームという環境・仲間たちに感謝しながら、常に一流を目指す気持ちを持ち続けて、今後もサッカーを続けていきたいと思います。ありがとうございました。

シーズンスタート直前のお忙しい中、永井さんにお越しいただきました。
年齢を重ねてもなお、第一線で活躍し続けるお姿からは、トッププレ イヤーとしての情熱と誇りを感じました。
また、競技人生を振り返った貴重なお話も、非常に興味深い物でした。
一流を目指し続ける永井さん の今後のさらなるご活躍をお祈りしております。本日はありがとうございました。

永井秀樹ながい ひでき

1971年、大分県生まれ。
長崎県立国見高校、国士舘大学大学時代は共に日本一を経験。1992年にヴェルディ川崎に入団。
その後清水エスパルスなど有名チームを渡り歩き、東京ヴェルデ1969に入団。かつてのチームメイトであるラモス瑠偉監督のもとで、絶大な信頼を得た。
現在は東京ヴェルディにMFとして所属。同時に、日本フットサルリーグ・バサジィ大分の取締役兼スーパーバイザーに就任している。

Cielo藍シエロあい

毎月800~1000人の鑑定をこなすテレビでも人気のフューチャー占い師。
デビュー後すぐ、その類まれなる霊感から注目を集め、多くの著名人の鑑定も手がける。
連日多くのお客様が列をなす、Cieloの代名詞とも呼べる、人気占い師。