算命学さんめいがく

算命学とは、中国の占星術であり、日本に存在する算命学はそれを基に大成された学問です。
算命とは「運命の算出」の意味を持ち、その名の通り、生年月日からその人物の性格や能力、運命を「陰陽五行説」に基づいて占うのです。

ただし、同じ生年月日を持つ人が同じ運命を持つとは限りません。
算命学において、その人物の性格や能力、運命の形成はその人物の環境において変化すると言う考慮も視野に入れています。

例えば「家系の恩恵に恵まれている星」と同じ生年月日を持つ2人の人物がいたとします。
一方は、裕福な家族に生まれ、何の不自由もなく暮らしており、もう一方は家族が早くから離別し、恩恵とは程遠いような人生を送っています。
この場合、実際に「家系の恩恵に恵まれている」方は強運を持ち、その生年月日から算出された性格や能力を持っていることになります。

しかし、もう一方の「家系の恩恵に恵まれていない」方は持っている星とは矛盾した環境を持っているため、生年月日から算出された本来持っているはずの能力も発揮できない事になるのです。
このような場合は、占い師に相談して開運へ導いてもらうことが必要となるでしょう。

つまり、算命学は生年月日からその人物の運命を算出しますが、同じ生年月日を持っているからと言って同じ運命を持つとは限らないのです。

算命学の「陰占」とは

陰陽五行、「十干」と「十二支」を組み合わせた干支からその人の本質や宿命といった生まれ持った運勢を知ることができる方法です。

「十干」

時間をかけて成長を続けることができる
自分の芯を持ちながらも適応力が高い
何事も楽しむことができる明るい性格
感情の起伏が激しいものの気遣いができる
心が広く周囲の人から見て頼りがいがある
優しく不退転の心を持った陰の立役者
逆境を力に変えて自分磨きができる
プライドが高く努力を怠らない
好奇心旺盛で夢と自由を愛する
思慮深く常識を兼ね備えている

「十二支」

運勢の上下が激しくなりがちなものの、知恵を持って行動することで運気が良くなる。頭の回転が速い。
平和主義者で表に出る面は柔らかいものの、内側には強情な一面も。中年期以降に運気がアップ。
洞察力が高く、あらゆる物事を生かす才能に優れており、自ら進んで道を切り開ける。守りが固い。
世情を見極める能力に長け、平和時には体制側、動乱時には反体制側に与する。粘り強い剛胆な内面を持つ。
財運に明るいものの葛藤を抱きやすく、幸運か不運かの両極端に。最高運勢では時代を席巻する人も。
理性と感情が反発して不安定な精神状態に陥りがちなものの、芸術方面に活きる。外面は明るく内面が暗い。
外面も内面も明るく、快活。気質が激しいものの、人間性が磨かれた際には周囲の人から非常に慕われる。
多芸に秀でており中年期以降に運気が上昇。明るい内面と忍耐強さを持ち、他人との調和を焦らず待てる。
実行力に長け、感情に流されることなく迅速に行動できる。動乱の中において大胆不敵さがきらめく。
気品漂う外面の内側に直情さを持ち、プライドが高い。実利より名誉を重んじ、苦労するほど大成する。
自我が強い面があるものの感じが良く社交上手で、人に好かれる魅力を持つ。機転が利く商売上手。
表面的には明るいものの孤独に弱く、集団に身を置きたがる。知性が高く粘り強いため企画力に優れる。

算命学の「陽占」とは

「十大主星」「十二大従星」という星を人体星図に当てはめて、その人の行動の傾向や性格を知る方法となります。

「十大主星」

貫索星(かんさくせい)
自己の守備、自我が強く頑固、単独行動派、マイペース
石門星(せきもんせい)
集団の守備、柔軟性、協調性があり社交的、縦社会では破壊性
鳳閣星(ほうかくせい)
有形の伝達、情報の収集・整理、自然体、のんびり
調舒星(ちょうじょせい)
無形の伝達、空想性、芸術性、孤独感、反発精神
禄存星(ろくぞんせい)
派手な魅力の本能、区別のない愛情、奉仕、現実主義、回転財
司禄星(しろくせい)
蓄積の魅力の本能、家庭愛、蓄財、信頼性、堅実、辛抱強い
車騎星(しゃきせい)
個人の攻撃、短気、粗野、自虐的、一途、スピード感
牽牛星(けんぎゅうせい)
集団の攻撃、実直、名声、権力派、冷淡、責任感、プライド
龍高星(りゅうこうせい)
改革の習得、個人的、冒険、創造性、忍耐、破壊主義
玉堂星(ぎょくどうせい)
伝統の習得、懐古趣味、理論的、知恵、母性、完璧主義

「十二大従星」

天報星(てんぽうせい)
胎児の時代。流動的でもっとも成長するとき。気まぐれな性格。
天印星(てんいんせい)
赤子の時代。無心無欲の無意識のとき。天真爛漫で純粋な性格。
天貴星(てんきせい)
少年の時代。好奇心旺盛で記憶力に優れているとき。プライドが高い性格。
天恍星(てんこうせい)
思春期の時代。大人へと成長するとき。表向きは華やかながら繊細な性格。
天南星(てんなんせい)
青年の時代。驚くほど行動力にあふれるとき。大胆不敵で批判精神が強い性格。
天禄星(てんろくせい)
壮年(中年)の時代。経験値がかがやくとき。現実的で頑丈な性格。
天将星(てんしょうせい)
家長の時代。何事にも頂点に座すとき。エネルギーに満ちあふれた性格。
天堂星(てんどうせい)
老年の時代。隠居後の余生を謳歌するとき。視野が広く自制心のある性格。
天胡星(てんこせい)
病人の時代。肉体は弱く精神が強いとき。想像力が豊かで感受性が強い性格。
天極星(てんきょくせい)
死後の時代。複雑な感情を抱くとき。お人好しで流れに身を任せる性格。
天庫星(てんこせい)
入墓の時代。1つの物事を深めるとき。夢中になりやすく凝り性な性格。
天馳星(てんそうせい)
彼世の時代。肉体が疲弊しても精神疲労がすくないとき。物事にこだわらない性格。

電話占いの算命学でわかること

自分自身の性格、宿命、運勢のほか、家系にまつわる物事が分かります。
相性や結婚する時期、健康の流れ、金運なども算命学で知ることが可能です。
現在のみならず過去や未来のことも探ることができるので、人生の道標とすることができるでしょう。

電話占いで算命学の鑑定を依頼するには?

的中率がとても高いと評判の算命学であるからこそ、何を知りたいのかを明確にしておきましょう。
特に自分自身を深く知ることに長けている占いです。
自分自身のことが分からなくなってしまった、そんな人におすすめですよ。